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死に場所は誰が決めるの?
死に場所は誰が決めるの? EVウイルスT型悪性リンパ腫の夫を看取った妻の記録
死に場所は誰が決めるの? EVウイルスT型悪性リンパ腫の夫を看取った妻の記録山本 洋子

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夫がEVウィルスT型悪性リンパ腫という
特異な病であったために、ガン拠点病院で
ありながら、病気を発見することができなく
単なる対処療法に終始してしまった病院。

病名がわかったのは亡くなる13日前。

薬剤師の夫、そして保健婦の妻、ふたりとも
医療関係者でありながら、

家に帰りたいと願う夫と家に帰らせたい
という妻の思いを
伝えても
病院は、珍しい病症なので
それを拒否したのか・・・

昨年の私の母が入院していた病院とのやり取り、
また3年前に他界した父もまた
がん拠点病院での入院であったが
その時の病院側の対応などを
思い出し、あのときのものすごいストレスフルな
病院との格闘ともいえる日々・・・を思いだしました。

医療関係者のこのおふたりさえ
抗えなかったのなら
素人の知識のない私は、ほんとうに
どうすることもできなかったんだなと
思います。

<本文より引用>

十八日の退院の話といい、本人、
家族は原因不明の不調の原因を
明らかにして少しでも治す方法を
探ってほしいと思っているのに、
なぜ、この状態で療養型病院へ転院という
話が出るのでしょうか?見放された感じがして、
不安でたまりませんでした。患者と医師との
思いの差はなんとも大きく、患者の気持は伝わらない
ものだと悔しい思いでいっぱいでした。
(P58-59)

それぞれ、主治医は熱心に診療前の朝早い時間に
病室に来て毎回丁寧に説明してくれました。
私も仕事に出る前にその説明を聞くため、毎朝早く
支度して病室に出向きました。
しかし、病名がわからないまま、特に処置もなく
方向性も見えず、「蛇の生殺し」のような状態で、
自分たちではどうすることもできませんでした。
(P71)

入院してから毎日、医師が日に何度も病室に
来ましたが、そこで話されるのは決まって治療に
ついてのことか、夫が訴える症状への対処のこと
だけでした。もっと夫の深い死への恐怖や心細さなど、
スピリチュアルな「心の痛み」に対して語りかけるなど
の関わり方ができないのだろうかと、歯がゆく思いました。
(P114)

医師はデーターや臓器のことしか考えていないのでは
ないかーそう思ってしまうほど、死にゆく患者とその
家族の思いが置き去りにされている状況に愕然とし、
いっときも早くこの病院から脱出したいと焦りの気持が
湧いてきました。
(P129)

在宅ケア緩和団の萬田緑平氏は、その著書『穏やかな
死に医療はいらない』の中で、【治療をやめた方がずうっと
穏やかで、人間らしい最期を迎えられることを知って
います。チューブにつながれながら死を待つのではなく、
治療をやめて自分らしく生きてほしい。穏やかな死に
医療はいりません】と書いています。
(P138)
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